業務改善助成金が拡充されています
令和5年8月31日、「業務改善助成金の拡充」が厚生労働省ホームページにアップされました。
令和5年10月より地域別最低賃金が改定されるタイミングで、賃金引き上げを予定されている事業所様はこの拡充は耳寄りな情報です。
この業務改善助成金は、生産性向上に資する設備投資等を行うとともに、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成するものです。
〇設備投資の例
・POSレジシステム導入による在庫管理の短縮
・配膳ロボット導入による料理の運搬事業の効率化
・大容量冷蔵庫導入による買い出しの回数の削減
今回の拡充により、賃金引き上げ後の事後申請が可能になりました。
→(拡充前)賃金引上げ後の事後申請は不可(申請前に賃金引上げ計画を立て、計画申請後に賃金を引き上げる必要あり)
→(拡充後)事業場規模50人未満の事業者について、賃金引上げ後の事後申請が可能(2023年4月1日~12月31日の期間の賃金引上げについて事後申請を認める)
詳細はhttps://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001140626.pdfをご覧ください。
参考までに、業務改善助成金コールセンターもご紹介しておきます。
電話番号:0120-366-440(受付時間 平日 8:30~17:15)
イメージしている設備投資が助成金対象になるのか分からない、申請書の書き方が分からない、事業場内最低賃金が分からない、などの質問にオペレーターが丁寧に答えてくださいます。
国の予算に達した場合は、申請期間内でも募集を終了する場合があります。申請を考えられる方は、なるべく早めにご検討ください。