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札幌の税理士事務所からのお知らせ
2019.04.04
資本性ローンについて
借入期日まで元金返済がなく(期日一括返済)、無担保無保証という借入金があります。
日本政策金融公庫で取り扱っている「挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)」というものになります。
資本性ローンは①国民生活事業、②中小企業事業の2種類に分類されます。

①国民生活事業
対象者 地域経済の活性化にかかる事業を行っており、所得税等を完納している法人または個人事業
融資限度額 4,000万円
返済期間 5年1か月以上15年以内(期限一括返済、利息は毎月払い)
利率(年) 直近の決算に応じて変動(1.00%~6.20%)
担保・保証人 無担保・無保証人

②中小企業事業
対象者 地域経済の活性化のために、一定の雇用効果(新たな雇用または雇用の維持)が認められる事業、地域社会にとって不可欠な事業、技術力の高い事業などに取り組む会社
融資限度額 3億円
返済期間 15年・10年・7年、5年1ヵ月(期限一括償還)
利率(年) 直近の決算に応じて変動(0.45%~5.5%)
担保・保証人 無担保・無保証人

この借入金は、金融検査上自己資本としてみなされることとなっています。そのため、自己資本比率が上昇する効果があります。

■メリット
・無担保、無保証人
・借入期間中の元金返済がないため、借入期間中の資金繰りが良くなる
・金融検査上、自己資本としてみなされる
・業績が悪い時は低金利となる。

■デメリット
・融資の審査が厳しい
・四半期ごとに経営状況の報告が必要
・業績が向上した場合、金利が高くなる
・原則繰上返済できない

新規事業を始める会社や資金繰りが厳しい会社など、この融資を活用することによって経営状況を向上させることに繋げられますので参考にしてください。

参考URL:日本政策金融公庫 挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)


筆者:中塚