税金コラム

投資の意思決定 -長期的な目線の重要性―

新たなシステム導入等の設備投資の意思決定を行う際に、目先のキャッシュアウトを気にしてしまうこと、ないでしょうか。
今回は、投資の意思決定の際に考慮すべき「長期的な目線」の必要性についてお伝えします。

冒頭でも触れたように、新たな投資を行うと短期的にはキャッシュアウトの発生は不可避です。
しかし、それと同時に、投資を行うことにより一部の業務は効率化され事務所全体としての作業時間削減効果が生じます。

また、作業時間の削減効果は取得した資産を使用し続ける限り継続して発生します。
そのため、「使用期間×作業時間削減効果」>目先のキャッシュアウトという関係が期待されるのであれば、投資価値は認められることになります。

加えて、上述したような既存作業の時間削減については、営業活動等の別の業務に充てる時間の増加を意味しますので、収益獲得に貢献する活動を増やせる、すなわち会社としての成長にもつながるというおまけ付きです。

このように、投資を行う場合には、「必要なキャッシュはいくらなのか」という視点ではなく、「投資コストを上回る費用削減効果が期待できるか」という視点に立った意思決定が望まれます。

余談ですが、このような考え方は日々の仕事に対する取り組み方法についても当てはまります。

与えられた作業を毎回同じようにたんたんとこなすのではなく、一時的には作業時間が増加してしまうものの、より効率的に作業を行うための仕組み(業務フローの可視化、ボトルネックとなる問題点の把握、それに対するアクション(IT投資、マクロやエクセルの作りこみ等))を構築することで、次回以降の作業時間の大幅な削減や、他の職員にお願いする際の引継ぎを容易にすることができ、複数期でみたときのトータルの作業時間を確実に下げることができます。

長々と書きましたが、投資のような意思決定を行う際も、目先の作業に取り組む際も、長期的な目線で見た場合により効率的かつ効果的な方法を選択することが、会社としての成長に直結するというイメージをもって頂けると幸いです。

執筆者:公認会計士 畠山

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